iPhoneのビデオ撮影は標準設定がHDRモードです。そのままPremiere Proに読み込むと、明るい部分がごっそり飛んだ「白飛び」状態になります。
この解決方法をVookに寄稿しました。4つの手法を比較しているので、素材と好みに合わせて選んでください。
そもそも、なぜ白飛びするのか
HDRには「明るさのガンマカーブ」と「色の色域」の2つの要素があります。これをSDRに落とし込むのが対処の本質です。一番確実なのは撮影時に[設定→カメラ→ビデオ撮影→HDRビデオ]をオフにすること。すでに撮ってしまった素材をどうするかが、以下の4手法です。
【方法1】自動トーンマッピング機能を使う
Pr2023 (23.2) 以降で追加された機能。チェックを入れるだけで、タイムラインに載せた時点でSDR化されます。使えるバージョンなら、これが一番お手軽です。
【方法2】SDR最適化エフェクトを使う
それ以前のバージョン向け。ガンマカーブをSDR化しますが、これだけだと色が濃すぎるのでプロセスアンプで彩度を85%程度まで下げて整えます。
【方法3】プロセスアンプだけで追い込む
コントラスト70・彩度80あたりが目安。SDR最適化より落ち着いた色味にしやすいです。同じ数値をLumetriカラーに入れても全く違う色になるので、プロセスアンプを使ってください。
【方法4】LUTを当てる
iPhoneのHDR撮影用LUTを無料配布している方がいます。かなり派手な色になりますが、印象的に仕上げたいなら手っ取り早い選択肢です。
それぞれの具体的な設定画面と作例は、Vookの記事で全て載せています。